「サーバサイドSHTML for PHP」動作環境

「サーバサイドSHTML for PHP」とは、PHPプログラムが出力するHTMLソースを難読化(≒JavaScriptソースへの変換)するPHP用ライブラリです。お客様のサイトのニーズに合わせて、右クリック禁止や印刷禁止・テキスト選択禁止・PrintScreenキー禁止などを組み込むことも可能であり、画像保護や情報流出の防止などを目的として御利用いただくことを想定したライブラリです。

1.PHPのバージョンなど

PHP 4.0.6以上で動作します。PHP 7.xでも動作します。
PHPをApacheのモジュール版として動作している場合も、CGI版(プログラムの冒頭で「!/usr/local/bin/php」を宣言しているパターン)でも、どちらでも構いません。また、ウェブサーバに関して言えば、Apacheだけでなく、IISでの動作も確認しています。

Linux(CentOSなど)やFreeBSD、及びWindows系サーバなどで動作することを確認しています。

WordPressでの導入事例も複数ございます。

2.必要な拡張モジュールについて

zlib圧縮関数がサポートされる形でPHPがコンパイルされている必要があります。その他、mbstring系関数がサポートされていることが動作条件です。データベースは必要ありません。



3.動作するOSについて

OSを問いません。Unix系サーバだけでなく、Windowsサーバ、MacOSXでも動作することを確認しています。また、ウェブサーバはApache及びIISで動作確認しています。root権限は不要であり、共有サーバでも動作します。


4.サポートする文字コードについて

PHPの内部エンコードがEUC-JPもしくはUTF-8、Shift_JIS。難読化が可能な文字列の文字コードは、Shift_JIS(CP932)、EUC-JP(CP51932)、UTF-8です。


5.ブラウザ(サイト訪問者の利用ブラウザ)対応状況

Windows版IE6以上(SleipnirやLunascapeを含む)、Firefox 28以上(Windows/Macとも)、Google Chrome 28以上(Windows/Macとも)、Microsoft Edge、Mac・Safariで動作しますので、ほぼ全てのブラウザで動作すると考えていただいて問題ありません。

Linuxにつきましては、FirefoxやSeaMonkeyの場合、Windows版とMac版とほぼ同じ挙動であると思われますので、大丈夫だとは思いますが、公式的には「未確認・未保証」とさせていただきたいと思います。

6.その他の御注意事項

  • 本ライブラリは、PHPプログラムが出力(printやecho)する文字列(HTMLソース)を、その出力前にサーバ上で難読化するためのものです。ですから、PHP開発者の方がクライアントに納品するPHPプログラムのソースを解読されたくない・真似されたくないという目的のために利用してもらうものではありません。
    そのような利用目的のためには弊社の別の製品(「PHPソース難読化ソフト『プランセスSPHP』」)が必要です。

    同様に、「共有サーバにおけるセキュリティを考えて、PHPプログラムのソースを、同じサーバを利用している他のユーザーから盗み見られないようにしたい」、などの目的ではご利用いただけません。

    本ライブラリは一般のサイト訪問者からHTMLソースを見られたくないという目的のために利用していただくためのものです。お間違いのないように、お願いします。

  • 本ライブラリは、PHPプログラムが出力する文字列を、その出力前に難読化する機能のみを持っており、右クリック禁止・印刷禁止・テキスト選択禁止・PrintScreenキー対策などは、「サーバサイドSHTML for PHP」だけでは実現できません。必ず、弊社の姉妹商品「HTMLソース暗号化ソフト『SHTML』」(税込み7,980円。「サーバサイドSHTML for PHP」ご購入者には無料で提供させていただきます。)などを併用していただく必要があります。併用の仕方については、サーバサイドSHTMLの体験版を通して、ご理解いただけるようにしています。